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IEEE1394 400Mbps用カード「PFW-4」を発表 (1998.06.01)


電子機器及びコンピュータの開発設計、各種電子機器の製造販売を事業とする株式会社テクノスコープ(本社・埼玉県浦和市、白川進社長、048-822-5281)は、6月1日、次世代のデジタル機器接続ケーブルとして家電、パソコン、周辺機器業界が注目する「IEEE1394」400Mbps(メガビット/秒)に対応するホストアダプタカード「PFW-4」を発表した。

同社は、既に「IEEE1394」200Mbpsに対応したホストアダプタカード「PFW-21」を量産・販売しているが、「PFW-4」は、「IEEE1394」400Mbps対応製品の開発計画を持つ開発者からの要求に応えたものとなる。

「IEEE1394」では100、200、400Mbpsの通信速度が規定されており、100Mbpsではデジタルビデオカムコーダ(DV端子)、200Mbpsではソニーのフルデジタルカメラ(2機種)がそれぞれの代表的な対応製品として既に販売されているが、400Mbpsに対応する汎用ホストアダプタカードは、「PFW-4」が世界で初めての製品となる。

400Mbpsの通信速度は、「IEEE1394」での高速性をより有効に活用できるため、フルデジタルカメラを始め各種周辺機器のインターフェース規格として本命視されており、マルチメディア、家電メーカーからも多数の製品化が予定されている。

同社では、400Mbps対応製品開発の本格化を見込み、早期の市場形成の一助と成るべく今回の発表に踏み切った。

「PFW-4」は、PCIバスに対応しており、Macintosh及びWindows対応のパソコンで「PCIスロット」に挿入する事によって使用することができる。

当初は周辺機器、家電メーカー等の開発技術者向けに評価用としてサンプル出荷を行う予定であるが、すでに大手カメラ、プリンタメーカー等に納入が決定している。

「PFW-4」単体での一般販売は、IEEE1394の標準対応が予定されているWindows98の発売時期にあわせて行う予定である。

株式会社テクノスコープは、Apple Computer社製Macintosh用のソフトウエア「MacLineシリーズ」及び周辺機器「Zenkumanシリーズ 」を、6年前より開発販売を行っている。同社は、Apple Computer社が1988年から開発している「ファイアワイア (FireWire) / IEEE1394」に注目し、約2年の調査、開発期間を経て、1997年2月に「PFW-21」のプロトタイプである「PFW-2」を発表。その後「IEEE1394」での開発技術を1年以上の歳月をかけ集積し、今回の「PFW-4」の発表に至った。


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