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世界初のIEEE1394光ファイバー通信開発環境を販売開始 (1999.03.17)


電子機器及びコンピュータの開発設計、各種電子機器の製造販売を事業とする株式会社テクノスコープ(本社・埼玉県浦和市、白川進社長、048-822-5281)は、3月17日、次世代のデジタル機器接続ケーブルとして家電、パソコン、周辺機器業界が注目する「IEEE1394」に対応し、世界初のIEEE1394光ファイバー通信開発環境「RPF-20E」の販売を開始することを発表した。

同製品は、三菱レイヨンとテクノスコープが共同開発したものである。

三菱レイヨンのPOF(Plastic Optical Fiber)「エスカメガTM」とNECの光リピータ「TERMBOY」をテクノスコープが新規に対応したソフトウェア及びハードウェアにより、パソコン上でIEEE1394光ファイバー通信が実現できる環境をパッケージ化することに成功した。

「エスカメガTM」とは、IEEE1394b対応をリードする三菱レイヨンの、高帯域POF(Plastic Optical Fiber)である。

「TERMBOY」とは、NECが開発したIEEE1394bに準拠した世界初のIEEE1394/光変換リピータである。

IEEE1394の通信は、現状は銅線ケーブルを使用しているため4.5mと制限されているが、「RPF-20E」導入によって、10倍以上の距離まで延ばすことが可能となる。

これにより、家庭内LANを想定した情報家電の開発が一挙に加速する。

また、同製品は同時にノイズの問題もクリアーする。

これにより、FA、自動車産業用途のほか、ノイズの影響の問題で導入が難しい各種方面での高い需要にも対応できる。

同製品「RPF-20E」は、情報家電、産業向け機器の企業の研究室や開発部隊、官庁関係(通産、郵政、運輸等)の研究室向けに、販売台数を制限した上で発売する。

なお、この製品についての説明及びデモンストレーションを、3/24に開催される 第3回IEEE1394/POFセミナー(http://www.mrc.co.jp/dep/pofeska/seminar/seminar1.htm)にて行う。

株式会社テクノスコープは、Apple Computer社製Macintosh用のソフトウエア及び周辺機器「Zenkumanシリーズ 」を、8年前より開発販売を行っている。

同社は、Apple Computer社が1988年から開発している「ファイアワイア (FireWire) / IEEE1394」に注目し、約5年前より調査、開発を行い、その後、「IEEE1394」関連製品をリリースしながら、開発技術を集積。

今後も「IEEE1394」関連製品を発表し続ける予定である。


お問い合わせは、sales@technoscope.co.jp まで。


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