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400Mbps対応IEEE1394バスモニターキット
「ZenkumanTM AFW-40」をWindows98対応へ (1999.12.03)


AFW-40 電子機器及びコンピュータの開発設計、各種電子機器の製造販売を事業とする株式会社テクノスコープ(本社・埼玉県浦和市、白川進社長、048-822-5281)は、12月3日、次世代のデジタル機器接続ケーブルとして家電、パソコン、周辺機器業界が注目する「IEEE1394」400Mbps(メガビット/秒)に対応可能なIEEE1394バスモニター「ZenkumanTM AFW-40」をWindows98に対応することを発表した。

同社は、1998年9月より「IEEE1394」200Mbps対応のバスモニターキット「AFW-20」シリーズを国内のメーカーや開発会社向けに販売し、1999年6月には「IEEE1394」400Mbpsに対応した「AFW-40」を発売している。
従来は、WindowsNTのみの対応だったが、「IEEE1394」の研究開発から、具体的な製品の開発へと進むにつれて、開発に携わる開発者の裾野が広がりよりインストール率の高いWindows98環境で使用したいなど、市場の要望が高まってきた。今回はWindows98への対応はこうした要求に答えたものである。

「AFW-40」は、IEEE1394バスをパソコンを用いてモニターするためのキットで、IEEE1394で接続されている機器の通信状況を簡単にモニターすることができる。IEEE1394の100,200、400Mbpsに対応しており、Asynchronous(非同期転送)及びIsochronous(同期転送)をフルにサポートする。専用IEEE1394PCIボード、専用ドライバ、専用ソフトウェア及び操作説明書がキットの基本構成となっている。

「AFW-40」の最大の特徴は価格にある。従来のIEEE1394のプロトコルアナライザーは、100万円以上の高価なものばかりだが、同製品によりローコストでの導入が実現し、幅広い開発者に購入の可能が生まれる。

現在、IEEE1394対応製品は、PC周辺機器に限らず、ソニーのプレイステーションを初め情報家電製品まで多数発売が予定されている。同社は、IEEE1394を搭載した機器が急激に増え、周辺機器を開発する際の環境等が必要になるのを見込み、PC周辺機器メーカー及び情報家電メーカー、その他幅広い分野に向けて、年間1000セットの販売を予定している。

1999年12月3日から住商電子デバイス株式会社(東京都千代田区)より販売することとなる。価格はオープンプライスとなる。尚、既存のユーザーには有料にてWindows98対応のアップグレードを予定している。

株式会社テクノスコープは、Apple Computer社が1988年から開発している「ファイアワイア (FireWire) / IEEE1394」に注目し、約5年前より調査、開発を行い、その後「IEEE1394」関連製品をリリースしながら、開発技術を集積してきた。今後も市場形成の一助と成るべく「IEEE1394」関連製品を発表し続ける予定である。


このニューズリリースに関する問い合わせや取材申し込みは、下記まで。
株式会社テクノスコープ  営業部
〒336-0064 埼玉県さいたま市浦和区岸町7-6-13  TEL:048-822-5281
インターネットでの情報は、http://www.technoscope.co.jp/



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