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IEEE1394対応アプリケーション開発キット
「ZenkumanTM PFW-41SDK」をWindows2000対応へ
(2000.02.25)


情報・通信機器の開発設計を事業とする株式会社テクノスコープ(本社・埼玉県浦和市、白川進社長、048-822-5281)は、3月1日に「IEEE1394」400Mbps(メガビット/秒)に対応可能なアプリケーション開発キット「ZenkumanTM PFW-41 SDK(for WindowsNT4.0/98)」のWindows2000対応及び、新モデルとして「ZenkumanTM PFW-41 SDK for WindowsNT4.0/98/2000」の販売を開始することを発表した。

同製品「ZenkumanTM PFW-41 SDK」は、WindowsNT4.0に対応したIEEE1394製品開発のためのホストPC側の開発環境として、1998年5月より国内外のメーカーや開発会社向けに販売しているが、この度のWindows2000のリリースに伴い、Windows2000での開発環境の要望を想定したものである。

「ZenkumanTM PFW-41 SDK for WindowsNT4.0/98/2000」は、IEEE1394PCIホストアダプタカード「ZenkumanTM PFW-41」IEEE1394ケーブル及び関数仕様書などが同梱されて出荷される。そして、「ZenkumanTM PFW-41 SDK(for WindowsNT4.0/98)」の既存ユーザーにはバージョンアップ用CD-ROM(有償)が用意されている。

「ZenkumanTM PFW-41 SDK」では、PCホスト上で必要なIEEE1394-1995最高速の400Mbpsまで対応したソフトウェア開発環境を提供しており、IEEE1394を使用したPC間の通信、IEEE1394対応カメラ画像取込や画像表示等、多種多様な応用アプリケーションを簡単に作成することが可能となっている。

次の項目は「ZenkumanTM PFW-41 SDK for WindowsNT4.0/98/2000」を利用した応用例の一部である。

  1. IEEE1394機器の実験と検証
    「PFW-41SDK」を組み込んだWindowsマシンを疑似ターゲット(プリンタ、カメラ、スキャナ等)として、ソフトウェアの実験と検証を行うことが可能。

  2. ホームネットワークの実験と検証
    マルチチャンネルのデータ(音、映像等)の送受信の実験と検証を行うことが可能。
    例えば家庭内のビデオ・オン・デマンドの実験と検証。

  3. IEEE1394非圧縮カメラの応用アプリケーションソフト
    ソニーが製品化しているIEEE1394非圧縮カメラ画像処理など、応用アプリケーションソフト開発を行うことが可能。

現在、IEEE1394対応製品は、PC周辺機器に限らず、ソニーのプレイステーションを初め情報家電製品まで多数発売が予定されている。同社は、IEEE1394を搭載した機器を使用したアプリケーションの構築や、周辺機器を開発する際のデバック環境等が必要になるのを見込み、PC周辺機器メーカー及び情報家電メーカー、その他幅広い分野に向けて、年間1000セットの販売を予定している。価格はオープンプライスとなる。

株式会社テクノスコープは、Apple Computer社が1988年から開発している「ファイアワイア (FireWire) / IEEE1394」に注目し、約5年前より調査、開発を行い、その後「IEEE1394」関連製品をリリースしながら、開発技術を集積してきた。今後も市場形成の一助と成るべく「IEEE1394」関連製品を発表し続ける予定である。



このニューズリリースに関する問い合わせや取材申し込みは、下記まで。
株式会社テクノスコープ  営業部
〒336-0064 埼玉県さいたま市浦和区岸町7-6-13  TEL:048-822-5281
インターネットでの情報は、http://www.technoscope.co.jp/



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